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LIVE REPORT

PASSPO☆

Mr.Wednesday東名阪フライトツアー 東京公演

2016.2.24 wed at 東京・恵比寿リキッドルーム
open 18:00/start 18:30

「ここからがスタート!」
PASSPO☆ 東名阪ツアーファイナルで華やかにRe:デビュー

 2月24日、東京・恵比寿リキッドルームにてPASSPO☆の「Mr.Wednesday東名阪フライトツアー」ファイナル公演が開催された。レーベル移籍第一弾シングルとなる新曲『Mr.Wednesday』のリリース日となるこの日。曲のタイトルにちなんで”水曜日”に行われたこのフライト(ライヴ)だが、平日にも関わらずチケットは名古屋公演に続きソールドアウト。会場には彼女達の”Re:デビュー”を祝うべく、たくさんのパッセンジャー(PASSPO☆ファン)が駆けつけていた。

 開演前の会場には架空のラジオ番組『Mr.Wednesdayラジオ』が流れ、本物のFMさながらのヒットチャートの発表がスタート。
洋楽チャートに混じって、9位にいきなりプロデュースユニットのぷちぱすぽ☆がランクインし、そのままオープニングアクトとして登場。フレッシュなパフォーマンスでしっかりと会場を盛り上げた。
その後はジャスティンビーバーなど名だたるスター達と並んで、メンバーの増井みお扮する”MIO of DEATH”や藤本有紀美扮する”ディーン・フジモト”がランキングに登場。開演前からおふざけたっぷりのPASSPO☆らしい演出に会場からは笑いが巻き起こっていた。

 いよいよフライトスタート。一曲目に披露したのはRe:デビューシングルのカップリング曲である『Musical Party』。メンバーの玉井杏奈振付によるセクシーでキュートなダンスで、華々しく幕を開けた。
つづいて過去に”フライトでやってほしい曲”一位にも選ばれた『Pretty Lie』を披露。出し惜しみなしのセットリストに今回のフライトへの期待も上昇、会場は早くも凄まじい熱気に包まれていた。

 続いて本ツアーより披露しているPASSPO☆初の自己紹介ソング『7’s up』。他己紹介形式のこの曲は、紹介する側される側、どちらの個性も光るポップなナンバー。新グッズの誘導灯(ペンライト)を担当カラーに光らせながらクルー(メンバー)の名前をコールする箇所もあり、会場が一体となって盛り上がれるフライトの新定番になりそうだ。

 ユニット・ソロ企画コーナーは、岩村捺美と玉井杏奈による『君色のサンバ』からスタート。”愛を表現した”という情熱的なダンスに、アドリブセリフまで飛び出した。
サングラスをかけ革ジャンに身を包んだ増井みお、安斉奈緒美、藤本有紀美の”バンド隊”による『Pock☆Star』では、ギター・ベースを生演奏しながらのパフォーマンス。なぜか安斉だけパーティーグッズのサングラスだったりと、散りばめられたボケを拾うのに大忙しである。
根岸愛のしっとりとした歌声で聴かせる『Shiny Road』から、コーナーラストは森詩織ソロの『無題』。ステージをめいっぱい使って、パワフルな歌声でプレーヤーとしての圧倒的な才能を見せつけた森のソロから、最後は再び全員集合。そのまま「I」を披露すると、場内は熱気とエモーショナルな空気が混じり合い、フィナーレさながらの盛り上がりをみせた。

 MCではPASSPO☆らしい自由なトークの連発。自分たちで案を出し合ったという自己紹介曲『7’s up』の歌詞解説や、企画コーナー中のハプニングなどを暴露し会場を沸かせた。

 ここからは『マテリアルGirl』『Cosmic You』『くちゃLOVE』と、キラーチューンを立て続けに披露。
さらに「PASSPO☆とパッセンジャーの仲が良いところを見せつけよう!」という玉井のMCでより一体となった会場では『BABY JUMP』『WANTED!!』などの激しい楽曲にモッシュが巻き起こる。フライトの定番曲であり、サビの動きがフリーすぎるでおなじみの『STEP&GO』では、メンバー同士が抱き合いじゃれあったり、お尻をさすったり(!)と本当に自由すぎるパフォーマンスで会場をおおいに盛り上げた。
そして、さまざまな”想いを背負って”歌う『TRACKS』で本編を締めくくった。

 沸き起こる「PASSPO☆」コールに応えて、再び登場したメンバー。アンコール一曲目の『少女飛行』は、客席も巻き込んでの会場全体での大合唱となった。

 MCでは、5月10日の代々木公園でのフリーワンマンライブと5月28日のBAND PASSPO☆での初ワンマンライブ開催が発表された。この発表を受け安斉は「日比谷野外音楽堂に立ちたい、武道館に立ちたい。けど、それがゴールだとは思っていない。もっともっと有名になりたい!その夢の第一歩として、代々木公園でのフリーワンマンを成功させたい。」と力強く語った。

 ここでパッセンジャーからの、「Re:デビューおめでとう」という横断幕と寄せ書きのサプライズがあり、これにはメンバーも大喜び。アットホームで温かい空気に包まれながら、その”Re:デビュー”シングルである『Mr.Wednesday』を披露し、アンコールは終了した。

 止まることのないコールに、メンバーが再々登場。ダブルアンコールでは「PASSPO☆の本当のはじまりになった曲」である『Let it go!!』をパフォーマンスした。キャプテン根岸の「ここからが私達のスタートだと思っています。これから楽しいことしか待っていないので、皆さんついてきて下さい!」という頼もしい言葉に、客席からは鳴り止むことのない拍手。会場中を笑顔にして、フライトは大団円を迎えた。

 ”Re:デビュー”記念日にふさわしい、終始楽しくはじけるようなフライト。これから先の明るい未来を期待せずにはいられない一日となった。新たなスタートを切りさらに加速する彼女達から、ますます目が離せない。

[TEXT by 日笠麗奈]
[PHOTO by SOSHI SETANI]



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