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LIVE REPORT

Crystal Kay

Crystal Café 2013

2013.3.4 at duo MUSIC EXCHANGE [shibuya ]
open 18:30 / start 19:00

Crystal Café今年もOPEN!
Crystal Kay全国に春をお届け。

東京は春一番が吹いたらしい。
渋谷duo MUSIC EXCHANGEにてCrystal Kayのライブ『Crystal Café』が行われたのは、そんな春の風物詩を感じさせられる少しだけ暖かくなってきた春の訪れと共にである。

今回2回目となるCrystal Caféはクリカフェと呼ばれ「私というフィルターを通して出てくる音楽を直で皆さんに楽しんでもらいたい」と言うだけあって、いつもの歌って踊るCrystal Kayというよりもミュージシャンとしてのショーを楽しんでもらいたいという本人のアツい想いにより行われた。

最新アルバム『VIVID』から『ハルアラシ』『Forever』を中心とし、「私の好きな曲の中から私の心に残っているアーティストを何でもありなクリカフェというという事でカヴァーコーナーをやります!」と、カヴァー曲コーナーを本人解説と共に紹介。

a walk in the park / 安室奈美恵

「小学生の時にヘビロテだった。バスに乗って行った元町に今は無いんだけど、タワレコに8センチのCDを買いに行ってて超カッコ良くて憧れの人。安室ちゃんは色んなスタイルをしていて、当時はおだんごを沢山つけた髪型でスーツ姿に見せブラだったんだけど、小学生だから出来ないなみたいな(笑)」

舟唄 / 八代亜紀

「去年『僕らの音楽』で歌わせてもらって、葉山のジャズ・フェスでもご一緒させていただいて会ったら一瞬でファンになっちゃったんですけど、気付けばカラオケの十八番になっていた。八代さんは本当に素敵な方でディーヴァ・オーラが凄いんだけど、とっても優しくて尊敬する大先輩」

Beat It / Michel Jackson

「私が小さい頃から本当に大好きなアーティストで、会いたいけどもう会えない存在になってしまった。私だけじゃなく世界中にいるみんなの心にずっと残って行くアーティスト。ジャネットにもお兄ちゃん達にも会っているけどマイケルにだけは会えなかった。でも会いたいなってずっと言ってたら『何言ってるのよアンタ!アンタがマイケルになるのよ!』ってママが言ってきて(笑)マイケルみたいに音楽で世界を変えられる様なアーティストになりたいと思います」

春よ、来い / 松任谷由実

「小学生の時に大ヒットしていて、何てキレイな曲なんだろうって思っていたのね。いつか自分のライブで歌ってみたなって思っていた曲。震災からもう2年が経とうとしていて、別れもあったけど新しい始まりや出会いがあると信じています。色々辛い事があったりもするだろうけど、私にもみんなにも必ず春は来る。」

『舟唄』では”カー!!”っと乾いた甲高い揺れる音が鳴るヴィブラスラップを片手に笑いを取り、『Beat It』では”クリタケイコ(仮名)”として自らベースを弾き、Crystal Kayバージョンにアレンジされた曲に乗せカヴァー曲を次々と披露。

ここで『My Heart Beat』のサビ部分をハイテンションでアカペラで歌うと『風の彼方』へと続き、W初披露となった。
この2曲は当日iTunes Store先行リリースとなり、『My Heart Beat』は、象印マホービンのステンレスマグのCMソング、『風の彼方』は、大阪難波駅と近鉄名古屋駅から伊勢志摩へと繋ぐ観光特急“しまかぜ”のCMソングとなっている。

「今日、私のダーリンになってくれる人、ステージに上がってきてくれないかな?」と会場からファンを1人選び、ステージに用意された椅子に腰をかけさせ、その横で『ダーリンP.P.P』を歌う事に。ダーリンに選ばれたファンの肩に手をあてながら歌う姿に会場はドキドキしながらその行方を黄色い声と共に見つめる。

昔からテレビっ子だったという事でカヴァーコーナーに続き、再度”何でもやっちゃうクリカフェ”という事でアニメソングメドレーが始まり、あの国民的アニメのサザエさんがjazzy風に変貌を遂げ、こんなオシャレな”サザエさん”があったんだ!からアニメソングメドレーのスタート!
激しいダンス炸裂の”タッチ”や「私はセーラー・ジュピターになりたかった」と”ムーンライト伝説”のボサノバ・バージョンに続き、最後にサザエさんのエンディングへと続く。
「楽しい!」「知ってる曲、いっぱいあった!」と会場からの声に耳を傾け、つい先日、迎えたばかりの自分の誕生日の話となり、会場からは沢山の拍手が贈られた。ファンクラブ会員の沢山のファンから寄せ書きのアルバムをもらったというエピソードから「ここにいるみんなの為に歌いたい」と『ONE』に続き『今夜はNO.1』では「Tonight,Tonight,Tonight ai aaaai〜♪」の掛け合いで会場を1つにして『Forever』で大きく手を振りステージを去る。

「皆さん、ありがとうございます!愛してるよ!」笑顔で再登場し、アンコールに応えてSkoop On SomebodyのTAKEがスペシャルゲストとして登場。S.O.S.デビュー15周年を締めくくる作品として7組の女性アーティストが参加しリリースされたミニアルバム『S.O.S. Duets』から『T.Y.L.』を一緒に歌い上げ、息の合ったデュエットにしびれる会場。
この歌は”Three Years Limit”の略で誰が決めたか3年がリミットとよく言われる恋愛の期限なんて本当は無いんだよと教えてくれる1曲。
「2回目のCrystal Caféでゲストが来てくれるなんて幸せ!」とハグ。Skoop On Somebody『S.O.S. Duets』リリース記念となる全国5都市Zeppツアー”Live in Performance 2013 ~Duet with you~”が5月5日Zepp Sapporoから始まるのだが「自分のライブよりも先にやってしまいました!」とTAKEの太っ腹ビックリ発言が。「最初、ステージ裏に着いたら、会場からは確かにクリちゃんの声なんだけど『舟唄』が聴こえる!と思って会場間違えたかな?入っていいのかな?って思ったよ。」と、笑いを誘う。「皆さんのCrystal Kayをお借りしました!」と、レコーディング時のエピソードを語り「Crystal Kay NO.1!!」と言い、拍手で送られた。

「心を込めて歌いたいと思います」と『恋におちたら』のアコースティックギターバージョンから始まり「1回やってみたかったんだよね」と、ステージをおりて会場のファンにタッチしてから『月のない夜 道のない場所』のスローバラードに乗せ、会場の一体感が生まれ「くじけそうになったら皆の事思い出すから!」と大きな拍手に包まれながら会場を後にした。

—ここから全国4ヶ所5公演が始まったのであった。
そんな春の始まりと共にCrystal Kayをお届け!でした。

[TEXT by オオタニヒトミ ]
[PHOTO by WATARU UMEDA]



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