H.I.P HAYASI INTERNATIONAL PROMOTION

  • 「春を告げる」以来、SNSを中心にネットで注目を集める新世代シンガーyamaが、1stアルバム『the meaning of life』のリリースと全国ツアーの予定を発表した。そのツアーに先駆けて、2021年7月8日(木)にはTSUTAYA O-EASTで開催の『H.I.P. x ローチケ presents  Choice!!』への出演も決定。現在バンドと共にリハーサル中のyamaが、ライブ制作を担当するH.I.P.の井出真吾氏と対談。ライブに対する想いや、アルバム制作ついてなど語ってもらった。

     
     
    yama:確か井出さんとは『Versus the night』(2020年10月開催・初の無観客配信ライブ)で出会ったのが最初でしたよね。
    井出:そうだっけ?
    yama:ええ、観にきてくれたんです。そのときの事憶えてますか?
    井出:うん、ビックリしたんだよね。もっとクラ〜イ感じを想像していたから(笑)。
    Yama:え、暗いですけど(笑)。
    井出:でも、わりとPOPじゃん?
    yama:んー、仲良くなって話せるようになるとPOPなのかもしれないですね。それに井出さんがPOPだから、自分もPOPでいれる感じで。
    井出:じゃ普段ひとりでいるときは、じ〜〜っとしている感じ?
    yama:うん、じ〜〜っとしているます(笑)。
    井出:たぶん、その最初に会った『Versus the night』のときは、めちゃくちゃ緊張していたはずだけど、でも「あっ、歌えるんだ」って純粋に思ったんだよね。もっとレコーディングで作り込んでるのかと思っていたから、そのあとライブでも何度か歌うのを観てきて、やっぱり歌えるってことが正直意外だったかなーって、失礼だよね(笑)。普段は歌の練習とかどうしてるの?
    yama:練習というか、ただ歌っている感じです(笑)。もともと宅レコだったから、一曲につき多い時は2000トラックぐらい歌うんですよ。もちろん「あ」って歌いかけて、すぐ消すのも含めてだけど、それが練習になってるのかなと。宅レコはひとりでするから、ジャッジする人が他にいなくて、突き詰めちゃうんです。もう気になりはじめると、メチャクチャ時間を掛けてしまって。だからサボってる訳じゃないけど、歌入れするのにすごく時間が掛かってますね。
    井出:お客さんの前で歌うのは、今度のイベント(2021年7月8日(木)開催の『H.I.P. x ローチケ presents  Choice!!』に出演する)が5回目くらい? 無観客の配信で歌うのとはやっぱり違ってるのかな?
    yama:配信や収録で歌うのは、また別の緊張感があるというか、ちょっと張り詰めた感じですかね。
    井出:まあね、拍手も無ければ、「これでいいのか?」っていうね。
    yama:そうそう。とにかく集中しなくちゃ、みたいな緊張感に苛まれるんですよ。でもお客さんがいるときは、そのお客さんの圧で緊張して。ハコが狭ければ狭いほど、その圧が伝わってくるし、視線とかも伝わってくるから、いつも緊張してますね(笑)。
    井出:お客さんをわりと見てるんだ?
    yama:見ないように気をつけてますね(笑)。見ちゃうと緊張して歌詞が飛んでしまったり、「あ、次なんだっけ?」みたいになるので。
    井出:あえて非常灯とか見るってアーティストもよくいるよね。
    yama:でも『JAPAN JAM』(2021年5月に出演)のときは違ったんですよ。初めて「あ、楽しいかも」とか思って。野外だし、見渡す限り人がいて「歌ってて、すごい気持ちいい〜」って感じだったんですよね。開放感なのかな? ただひとつ反省点は、ワンマンのときと比べて、フェスやイベントになると持ち時間が少ないじゃないですか。なのにバラードの割合を多くしてしまって。次やるときは、ダレないように起承転結を作りたいですね。今度のイベント『Choice!!』では、そんなバランスにも配慮したセットリストにしようと思っていて、最新曲「カーテンコール」もライブで初披露します。
    井出:新曲の初披露って、やっぱり緊張するもの?
    yama:そうですね、やり慣れてないんで。そもそも初めてライブをやったときも、全然自分の思った通りのパフォーマンスができなくて、自分ではよく分からない状態になっちゃって。あとからめちゃくちゃ落ち込んでました。でも、その後、井出さんがスタッフを集めてくれて…。
    井出:そうそう、なるべくyamaが話しやすい人たちをと思って、スタッフ選びをやったんだよね。
    yama:人見知りだから、最初はモニターさんとかとも距離があったんだけど、いまでは「こうしたいんだよね」とか、お互いにシェアできるようになって、すごくやりやすいです。最初の頃は音周りについても、どう伝えたらいいのか分からなくて、パフォーマンスどころじゃなかったし。いまは歌に集中できてます。お客さんが観てどう感じるかは分からないけど、自分としては、いま、めちゃくちゃいい感じです。
    井出:今度のイベント『Choice!!』もそうだけど、フェスや対バンになるとyamaのファンじゃない人たちも観にきているわけで、その点はちょっと気持ちを切り替えなきゃって思うんだよね。とはいえ、自分にとって120点のライブをすれば、そういうお客さんも付いてきてくれるんじゃないのかな。
    yama:だけど、自分ではまだライブをやってて「楽しい!」と思えることは少ないんですよね。正直、プレッシャーの方が大きくて。これって自分の場合、一生続くような気がしていたり。
    井出:上手くやろうと考えすぎなんじゃない?
    yama:それはありますね。とにかく完璧でいたいから、それを意識しすぎかな。
    井出:人によって違うだろうけど、ライブって間違っても、その日にしか観れないわけだから、それはそれで間違いと捉えなくてもいいんじゃないのかなと思うんだけど、個人的には。上手くやろう、上手くやろうと思うと、すごいプレッシャーじゃん。もっと楽に考えるというか。
    yama:そもそもライブに行ったことがないっていう…ライブをしたことがない以前に、行ったことすらなくて。
    井出:ええっーーー、そうなんだ!
    yama:だから自分が作ってるライブが、自分にとってはライブっていうものだという(笑)。この間、楽曲を作ってくれた2組のアーティストの方々のライブに初めて行ったんですよ。観る側としては、すごく楽しくて。2組ともお客さんを盛り上げるライブをしていて、すごく楽しくかったんです。でも自分がこれをやれるかっていうと「この姿には自分はなれないな」と思ったんですよね。
    井出:やってることも音楽性も違うし、盛り上げるのが正解かっていうと、それもまた違うわけで、そうじゃない人もいっぱいいるからね。
    yama:でも帰ってきてから悩みましたよ。自分はその2組をまた観たいと思ったわけだけど、自分のライブに来てくれたお客さんは、果たしてまた観たいと思ってくれるのだろうか、とかいろいろ考えて。どういう形でやれば、お客さんがまた来たいと思ってくれるのだろうか、とかね。
    井出:いい疑問じゃない、それって。
    yama:う〜ん、考えるけど、答えはまだ見つかってないです(笑)。
    井出:ハハハ! yamaの場合は、踊らせるというより、聴かせようでいいんじゃないの? 歌をしっかり聴かせればいいわけで。でも、バンドでやりたいのはどうして? 全然オケでも成立すると思うんだけど。
    yama:バンドの方が心強いし、安心感があって。
    井出:後ろを見たとき、いてくれるから?
    yama:そうそう(笑)。ひとりじゃないんだって。ボーカルひとりって、ただでさえ孤独だから、ライブくらいはメンバー(JIN(key)、CÉSAR(Gt)、カツヤタクミ(Bass)、エノマサフミ(Drums))が一緒にいてくれると心強いし、それに楽しい気持ちになれるかなって。それこそバンマスのJINさんとは、最初のライブ『Versus the night』のときから一緒というのもあって、いてくれるだけで自分の心持ちが違うというか。なんでも相談できるし、ちょっと気になる細かい部分なども言いやすくて。
    井出:一番最初に作った「春を告げる」のときは、ひとりきりだよね?
    yama:はい、作家のくじらさんにツイッターのDMで「オリジナル曲をお願いできませんか?」とか送ったり、打ち合わせもDMだったので。
    井出:それってスゴイよね。メジャー・デビューしてからは?
    yama:メジャー・デビュー前後からは、ずっとエンジニアさんと一緒にやってきた感じですね。でも今回のアルバムでは初心に戻ろうと、2曲ほど自分ひとりでやることになったんですよ。ひとりレコーディングも久しぶりにやろうかなと。今日このインタビューの後、ひとり合宿を3日間ほど。ちょっと(難易度が)地獄な曲なんで大変そうだけど。自分に厳しいから、ひとりだとなかなか自分の歌にOK出せなくて、すごくしんどいんですよね(笑)。
    井出:9月に出る1stアルバムとツアーは『the meaning of life』というタイトルだけど、どういう想いを込めてるの?
    yama:そのままの意味なんですけど、自分がやっとたくさんの人の前で歌えるステージに立てるようになって、それって当たり前ではないという想いもあって、こういうタイトルにしたんです。これからは音楽で生きていくんだという決意表明ですね。なので、一公演一公演そういう想いで歌っていきたいですね。繰り返し観に来てくれる人もいるかと思うので、「この日はちょっと違うな」とか、そういうのも感じてもらえるライブになるといいなと思います。
    井出:アルバムには何曲くらい入るの?
    yama:14曲かな。9月から始まる全国ツアーでも、アルバムからの曲はなるべくたくさん歌いたいと思っていて。でも、ツアーについて、まだこれから作っていく段階ですね。
    井出:初めて行く地方も多いのかな?
    yama:そうですね、半分くらいは初めてです。ぶっちゃけ怖くて、お客さんが来てくれるのかな、とか心配で(笑)。
    井出:県民性というか、行く場所によって少しずつお客さんのノリって違ってるんだよね。
    井出:最後に、7月のイベント『Choice!!』や9月から始まるツアーに来てくれるお客さんに向けて何かあれば。
    yama:そうですね、井出さんもさっき言ってたように、失敗しないようにということばかり考えがちだったんですけど、曲の良さを感じながら歌えたら、それが結局いいパフォーマンスに繋がって、いいライブだと思えるのかなと思います。最近はそう思えるようになったので、そういうライブを上手く届けたいと思います。あと今回のイベント『Choice!!』では、一旦原曲のスタイルに立ち返って、オリジナルに忠実に歌ってみようかなと。これまでジャズとかイレギュラーなアレンジでスタートしているから、基本に忠実にやってみようかなと思ってます。実際にやったことないので、どうなるかまったく分からないんですけど。あとツアーのスタッフTシャツに、自分が描いた井出さんの似顔絵がプリントされてるので、スタッフの中に似た人がいたらきっとそれが井出さんです。探してみてください(笑)。

    [TEXT by Hisashi Murakami]


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