H.I.P HAYASI INTERNATIONAL PROMOTION

LIVE REPORT

雅-MIYAVI-

DAY 1

2012.07.21 sat at 東京キネマ倶楽部
Open 17:00 / Start 18:00

全世界生中継!ここでライブをやって欲しいという声、
募集します。 雅-MIYAVI-

本番直前、楽屋にてインタビューを試みた。


―OKAMOTO’Sさんが急遽出演される事になったエピソードを教えてください。

雅:ビックリですよね。元々、ぶっちゃけたところで言うとイベントにしようとしてたの。他にもバンド誘ってたんだけど、色々あって間に合わないとなって、シングル出るし“DAY 1”のライブにしよう!ってなって、チケットを売ってソールドアウトした後にOKAMOTO’Sから「あの話って生きてますかね?」って来て、やる事になったの。
若くて新しくてこれからのバンドだし、俺も世界に対してはまだまだ若手の方だから、そういうバンドとやるのは俺も姿勢として刺激を受けるのでいいかなと思って。


―今回、初のマレーシア公演となりますが…

雅:マレーシアだけじゃ無くて、インドネシアとかシンガポールとかも行きたいんだけどなかなか向こうのプロモーターがつかなかったりとか…自腹切ってでも行きたいんだけど、それじゃやっぱり続かないんだよね。本当に興行として成立するところしか出来ないのでそういう意味で今回マレーシアに行けるのは凄く俺にとっては大きい事だったりする。


―マレーシアを選んだ事に何か理由があったりしますか?

雅:たまたま話が来て。マレーシアだけじゃ無くて、2週間前もモロッコ行ってフランス行って、マレーシアから帰ってきてロシア行ってと行ける所や待っていてくれる人が居るところにはどこでも行くから。本当はどこでも行きたい!って感じですね。


― 雅さんを必要とする場所ならどこにでも行きたいという感じですね。

雅:うん。どこでも行く。この前も初めてのアフリカ大陸!ヤバかった!やっぱりなかなかこういう仕事していないと行けないし、お客さんも凄くアツかったし嬉しいよね。日本人として刺激的な…かつ、俺のライブ見たら日本人のアーティストってこんな感じなんだって思う訳だから、そこは正直どれだけ人気があろうと、人気だけじゃ無くてオリジナリティと俺達日本人がやる意味みたいなものをどこかで感じながらやっていたいし、それをやり続けているという感じですね。


―ニューシングル“DAY 1”について曲紹介をしていただけますか?

雅:今回、ロッテのZEUSってガムのCMだったのでリフとか、そういうものが先にあったんですけど、もともとは“Day break”夜明けをイメージしていたんですけど、去年の震災があって周りで原発のデモ活動してたり色んな活動している人が居て。震災直後、俺はヨーロッパに居て向こうの赤十字とかと協力して募金募ったりしていて俺はホンマに被災地に行きたかったしスグに。でも行けなくて…海の向こうから何が出来るんだろうなってずっと思っていて。でも俺に出来る事はやっぱりギターを弾いて叫び続ける事で。海外に挑戦し続けるその背中を見てもらう事で皆を元気付けられると思うし、その糧の中で歌うべき事、歌いたい事を続けたくて。
去年はKREVAさん…クレさんと“STRONG”をやった時は、本当に強くならなきゃなと思ったんですよね。
人を愛する時…愛そう、愛したいと思った時のその先に家族だったり恋人だったり友達でもそうですけど、愛する為には強くならないと守る事だったり。それはphysicalだけじゃ無くmentalも含めてね。強くある事って凄く大事な事だなって思って。特に日本人、強くならなきゃダメだなって思った。俺も海外に行って、皆は海外に行ってライブの工程がキツいとか言うけど、そんなん当たり前やし、経済の事でもそうですよね。どこかで牛耳られてる部分とか自立する為には強くならなきゃいけないし。それを俺は愛する事に繋がっていくと思うのでそういう事を歌ったりとか…今回は“DAY 1”という希望?うん。1年経ってもまだ終息していないという中で何かそれでも朝が来るから俺達夜を越せる訳で、世界中がずっと夜だったら俺達、夜が楽しくないと思うんですよ。
朝が来るって分かってるから夜を楽しめるけど、そういう夜明けというものを意識する事…農作物や建築物で分かる様にいつかは実るし完成するから、その過程を苦しくてもやり遂げられる訳で。例えば経済的なものだったり、政治的な問題が日本だけじゃ無く世界を取り巻いているけれど、そういうものが夜明け前なんだとしたら希望を持てるんじゃないかなって。
だから今回の曲の最初はnegativeなワードなんだけど、歌詞の並びも自分が思う事だったり世界が抱えている事だったり…もちろんアレだけじゃ表現しきれないけど、そういうnegativeなワードがサビでバーン!って来て、壁が壊れて光が入ってきてワー!!ってなる様なイメージ。曲がメジャーとかマイナーとかそういう事じゃ無くて明るい曲を書きたかった。


―最後にファンに一言いただけますか?

雅:今回キネマ倶楽部って事で、なかなか俺もやらないし、夏に急にやるって事になってたまたまここしか空いて無かったというプレミア公演なんですけど、そういう意味ではプレミアですね。やらなかったかも知れない位の。でも日本でもどんどんライブやりたいので…そうですね制作の井出くんに井出マジックを披露して欲しいな。
全国都道府県行きたいんですよね。だけどただ回るだけだったら傷の舐め合いで終わっちゃうから、目的を持ってガツっと回りたいですね。早く回りたい。
ライブやってくれって言うリクエストは“H.I.P興行企画部・井出真吾宛て”でお願いします!


―募集していいですか?

雅:もちろん!“井出真吾”までどしどし!ご意見ご希望、ここに来て欲しいというリクエストは全て“H.I.P興行企画部・井出真吾”までお願いします。


―ありがとうございました!早速、募集してみます!

【募集】
雅にここでライブをやって欲しい!という声を募集します。
詳しくはH.I.P興行企画部・井出真吾まで

ゲストアクトとしてOKAMOTO’Sが登場した18時。
ソールドアウトとなってからの発表ではあったが“WHAT’S MY NAME? e.p.”にてハマ・オカモトが参加しているという事もあり、ジャンル分けなんて言葉はこの世には要らない!とばかりに発売したばかりの新曲“マジメになったら涙が出るぜ/青い天国”を引っさげ「こうやって一緒にやれて嬉しいです!俺達がステージから去らない限り雅は出て来ないぜー!」と煽りながらもどんどん自分達の世界へと引き込んでいく姿にオーディエンスからは沢山の拍手と声援が送られた。

ミッションイッポッシブルが会場にかかり、手拍子で今か今か?と雅-MIYAVI-の登場を待つ。
19時ドラムのBOBOが登場。「Tokyo! Are you ready?」とサングラス姿で登場した雅-MIYAVI-の第一声から“WHAT’S MY NAME?”が始まる。
スポットライトを浴びながらギターを弾く雅-MIYAVI-の指捌きに興奮気味の会場。
ドラムとギターだけとは思えない圧巻の空間がライトの相乗効果もあり、赤い波が会場に押し寄せる。
「全世界のヤツ見てるからよ」と、この日はYouTubeの生中継が入っており、全世界のユーザーがパソコンの前で会場の熱気を味わっていた事だろう。
ドラムのリズムに乗せ「いつも通りROCKします。上がってっか?心の中に叫びたい事あるんだろ?日々の暮らしの中でムシャクシャしてる事あんだろ?」と”NO NO NO”と原発反対を訴える。

「雅-MIYAVI-プレミアムライブ@キネマ倶楽部。ロックの聖地、鶯谷へようこそ!お足元の悪い中、ようこそおいでいただきました。ありがとうございます」と、当日は快晴であったが笑いも取りつつ先日、福岡にて行われたRED BULL SOUND VOYAGEにて雅-MIYAVI-の番になり、記録的豪雨になった話やOKAMOTO’Sとの馴れ初めやフランス、モロッコに言った話などで会場との距離感を縮め、ファンから「日本ではもうライブしないの?」との問いに、先程インタビューの時にも話題になった「H.I.P興行企画部・井出真吾まで問い合わせしてください。雅-MIYAVI-のツアーをしろと言ってください(笑)」との宣伝を謳う。
YouTubeの生中継にも触れ、画面の前のファンに挨拶をしつつも「東京の仔雅(雅-MIYAVI-のファンの事)のアツさを見せてやってください」と“CHILLIN’ CHILLIN’ MONEY BLUE$”は始まりサンプラーにギターの音をループさせ、ムーンウォークをしながらギターを弾いたりとステージをフルに使い“YEAH”では雅-MIYAVI-のギターとBOBOのドラムに乗せ、ファンとの「Yeah」の掛け合いが始まる。
この一体感に笑顔を見せた雅-MIYAVI-は「届いてるか?響いてるか?…BOBOの心の叫びが!」とBOBOコールが起こり「いつも開演が押すのはですね、BOBOくんのトイレが長いんです(笑)アメリカでもアジアでもヨーロッパでも…どこでも『BOBOどこ行った?』と言ったらトイレなんです。素敵なビートありがとうBOBO」とBOBOのビートが鳴り響く。
それに雅-MIYAVI-のギターが重なり“SHELTER”へ。
「腐ってもギターリストとして俺はギターを弾く事しか出来ないし、少なくても皆の背中を押せたらって思ってるし…ホント、人生って大変だよね。俺だって色々あるさ。死ぬまでギター弾きたいと思います。BOBOくんも死ぬまで短パンでドラムを叩くんだと思います。」と、去年からコラボレーションやCMの話へとなった。
ロッテのZEUSは何と出荷量が2倍に増えたという。
そしてテキサス・レンジャースのダルビッシュ有投手が出演しているポカリスエットのCM曲となり話題になった“GANRYU ISLAND”が始まるのだが、ギター間のブレス使いがたまらない。
次のアルバムの話も出たり「海外ツアーで色んな所に行っているけれど、どこに居ても同じ月を見ているという素晴らしさを感じ、この曲を書きました」と“MOON”が始まり、前に差し出す手やTシャツの胸のあたりを掴む仕草やもの思いにふける表情をしたかと思えば叫ぶ。その世界観にグっと引き寄せられてしまう。

ファンから雅-MIYAVI-を呼ぶ声が連呼し「まぁ、そう叫ぶなよ。俺はどこにも行かねーよ。俺に出来る事は、こうやってギターを弾く事で人の背中を押せたらと思います。去年、震災があって、まだ原発の事だったり沢山の問題が終息していない中で、震災起こった直後にヨーロッパツアーに行くべきかホント迷って、今、日本を出て海外でライブをやる意味ってあるのかなって。ギターを弾く意味ってあるのかなって。世界がホントに危険な状態になって北斗の拳みたいな世界になった時にギター1本でジャギみたいなヤツと戦えるのかなって。でもこうやって音楽作って人の為になればいいなって思うし、地球が置かれている環境問題や未来を考えて子供達や次の世代に繋げていけたらいいなと思います。地球や大地の憤りを歌った曲です」と“GRAVITY”の魂の叫びに続く。
KREVAとのコラボで話題になった“STRONG”では、皆で拳を高く掲げ、フレンチエレクトロの新鋭YUKSEKをプロデューサーに迎えた意欲作“DAY 1”に続き“FUTURISTIC LOVE”と繋ぎ、投げキッスをして、そして深々とお辞儀をしてループ音の鳴りやまないステージを残し去っていく。
こうして本編とYouTubeの生放送は終了。

雅-MIYAVI-コールはいつまでも続き、アンコールに応え再登場した雅-MIYAVI-
「そんなもんかよTokyo!」
バースデーライブの発表、様々なアーティストとのコラボの発表、それに続き写真集『月刊MEN雅-MIYAVI-』の発売が決定した事を発表した。
“WE LOVE YOU”を大合唱中に、「皆のキレイな歌声聴かせてあげてください」と、レコーディングに参加している土岐麻子氏が来ている事も発表され“Selfish love”が続き、ステージ上にレディー・ガガの写真集などを手掛けているテリー・リチャードソンのアシスタントであったカメラマン新田桂一の姿がそこにはあった。
ステージに上でフラッシュをバンバン焚き、いつものライブとは少し違う雰囲気も流れつつ、このリアルというステージをどう作品にするのか興味津々である。
先程までのラブソングから一変し、Tシャツを脱ぎ捨て“R U READY TO ROCK?”が始まった。

ステージ上手のスピーカー前でギターをかき鳴らしたかと思えば、ステージ横のサブステージの階段を駆け上り、
更に客席ギリギリまで迫り、ステージから下りてファンにギターを弾かせたり、マイクを使わず叫ぶ叫ぶ叫ぶ!
「Thank you Tokyo!また逢おうな!雅-MIYAVI-でした!」とステージを去って行ったかと思いきや、再度戻り深々とお辞儀をして手を振りながらステージを後にした。

ジャンルという枠に囚われる事の無い雅-MIYAVI-のこれからの行動に随時目が離せなくなりそうだ。

[TEXT by オオタニヒトミ ]
[PHOTO by 伊藤麻矢]



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