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LIVE REPORT

玉置成実

ROYAL PARTY 〜R U Ready?!10th Anniversary〜

2012.04.27 fri at 東京キネマ倶楽部
Open 17:30 / Start 18:00

23歳にして10年目のアニバーサリーイヤーに突入した玉置成実。
2年ぶりのワンマンで魅せた玉置の素顔に迫る!

東京キネマ倶楽部という大正時代のオペラハウスを再現したレトロなライヴハウスが鶯谷にある。
椅子もカウンターもステージも階段もひとつひとつを見渡してみても何故か懐かしさを感じ、このふかふかの絨毯やダンスホールを一歩一歩踏みしめると15年と短いながらも国内外が激動の時代であった大正の雰囲気を味わえる場所のひとつとして自由恋愛の風潮を育む元となった”いのち短し恋せよ少女(おとめ)”という歌詞で有名なゴンドラの唄を生んだ時代―そんな時代を感じさせるライヴハウスで行われたデビュー10年目の玉置成実のワンマンライヴが始まった。

黒く薄い幕が下り「TOKYO-!!」と、玉置成実がダンサー4人と共に登場。
4月23日にデビュー9周年を迎え10年目に突入した玉置の意気込みが感じられたのは、デビューシングルであり機動戦士ガンダムSEEDのオープニングテーマソングにもなった”Believe”から超新星とコラボして話題になった”Missing You”まで計7曲を一切のMCを入れる事無くノンストップで送るハードかつスピードを感じさせるオープニングとなった。
スタッズを全身に散りばめた衣装に身を包み、クールでありセクシーでもあり、力強く芯のあるダンスと歌声に思わず息を呑む。
客席の盛り上がりも最初から凄まじかった。
ピンクのペンライトがレトロなキネマ倶楽部にどこか幻想的な雰囲気を醸し出すのだが、ステージが始まれば一転、間奏の間には割れんばかりの声援がこだまする。

バックダンサーによるダンスタイムの後、ステージの下手側に設置されている階段付きのサブステージが光り、黒のベアトップに蛍光ピンクで縁取られたゼブラ柄のジャケットを羽織り、黒のギャザーが沢山入ったチュールスカートに玉置のイニシャル”N”の大きなバッジを付け、羽根のついたサンダルで登場し、10年目に突入する確実な一歩一歩を確かめるかの様にメインステージへ下り、更に客席へと下りていくとファンに囲まれ思わず笑みがこぼれる。
先程までのクールな印象とは一変、女の子らしく可愛らしい玉置を見る事が出来た。
「OK、最後の曲です。皆、盛り上がっていこう!!」
と”Good-bye”を歌い上げ大きく手をふりステージを去る。

会場にこだまするアンコールに応え「アンコールありがとう!」と、リメイクした今回のツアーTシャツに赤のタータンチェック柄のスカートの上にはヒップパッド、下には黒のペチコートを合わせ、黒の厚底ハイカットスニーカーで登場したPUNKテイスト満載の玉置に興奮する会場。

「最初のゲストはPaniCrewー!!」と、ダンスパフォーマンスグループPaniCrewの植木豪と佐々木洋平が登場。
「PaniCrewの豪と洋平Zだぜー!!!」と、後に待つもう1組のスペシャルゲスト繋げるMCから始まり、玉置との過去のエピソードを挟み、昨年玉置をフィーチャリングして話題となった”right on time”が始まった。

先程のMCで話題になったのだが、この3人が揃ったらここは日本では無くキューバに来たかの様な陽気な雰囲気を感じ、DA PUMPのカバーである”ごきげんだぜっ!”が始まり、ステージ熱は下がること知らず。
PaniCrewを見送り「本編、終わるの早っ!って感じた事と思います。今回アニバーサリーという事で集大成みたいな事やりたくて。そう思って1部2部と分けてみました。ここから飛ばしていきたいと思います!皆、ついて来れるよね?」
“Realize”でバックダンサーが再度登場し、サビではタオルをグルグル回し、ここからスペシャルメドレーがプレイステーション2専用ソフトラジアータストーリーズのテーマソング”FORTUNE”から始まり、TM NETWORKの名曲を小室哲哉プロデュースでカバーした”Get Wild”でシティハンターを思い出し、ガンダムSEED DESTINYスペシャルエディションの”Result”アルプスの少女ハイジのミュージカルで主役だった浜口順子が青梅マラソンに出場した時にプレゼントした”HEROINE”アニメD.Gray-manのオープニングテーマソング”Brightdown”では玉置のヘドバンが見れた。

過去最多となる4回のガンダムシリーズの主題歌を歌ってきた事でも有名な玉置だが、ガンダムSEED DESTINYのエンディングテーマソング”Reason”で盛り上がる会場に大量のピンクのサインボールがプレゼントされ、「今日、1番の盛り上がり見せたら怒るからね!(笑) 今日は皆の顔もしっかり見えているので嬉しいです。今日1番の盛り上がりをみせてくれてもいいけど、ラストはそれ以上盛り上がらなあかんねんで!!」
ここで、ももいろクローバーZの登場。
ももクロが初期からカバーして大事にしてきた曲”Believe”を玉置バージョンのフリで踊るももクロのメンバー。
サビを全員で大合唱し、会場を更に盛り上げるももクロ。
玉置が途中、ステージ下手からももクロのダンスを温かく見守るシーンや、玉置が百田や有安と肩を抱き合いながら歌うシーンもあり、ファンにはたまらないスペシャル映像盛り沢山!

「成実姉さん!10周年突入おめでとうございます!私達、成実姉さんの妹分アイドル週末ヒロインももいろクローバーZ!!」と、お決まりの挨拶が行われる。
去年のクリスマスにさいたまスーパーアリーナで行われたももクロのライヴに玉置が見に行った事を話すと「勝手に歌っちゃってすみません!!」とお辞儀するももクロに対し「凄いフレッシュよね。私、そんな時代無かったもん!」あるあるーと会場から色んな声が上がり「どっちやねん!!笑」とツッコミを入れる玉置に会場からは笑いが起こり「Believe勝手にRAP入れちゃったりして歌って怒られるんじゃないかって思っていて、でもこんなに温かく迎え入れてもらえるなんて思っていなかったのでありがとうございます!」と百田の笑顔が今日も光る。
今回のツアーTシャツにスカル柄が付いていたのだが「ドクロなんか(ももクロに)着せてんじゃねーよ!って言われたらどうしようって言われたらどうしようって思ってた(笑)けど、ライヴが決まった時に今回アニバーサリーやし、是非とも一緒にやりたいなって最初に思っていて、出てくれるって決まってほんま嬉しくて出てくれるんやったらももクロちゃんのフリを完璧にやろうと思ったんですけど先生が忙しかったみたいで…でも、機会があれば次は完璧に覚えたいと思ってる」と次回への意気込みを表明する玉置に「ダンスうまいからすぐ出来ますよ姉さん!玉置ぃ~」の百田の声に合わせ会場からも「玉置ぃ~」コールが。オブジェクトをコピーできませんでした。

(※ちなみにこの「玉置ぃ~」は百田がファンに呼ばれる際、「かなこぉ~」と語尾を伸ばす事から引用)

「それ(玉置ぃ~コール)、永遠に刻んでおいて欲しいです。覚えておいて欲しい。ほんまに一緒に出来て嬉しいです。是非またよろしくお願いします!」
「行かないでー」というファンに「おいっ!」とツッコミを入れる玉置。
「ごめん、めっちゃ素が出た。嫌いにならんとってな。ダンサーさん達と一緒に居ても1番男らしいと言われます。でも今回一緒に出来てほんま嬉しかったし、盛り上げてくれてありがとうな。ペンライトめっちゃ好き~。曲間に皆が声を出してくれるのは、やっている側も凄く嬉しくて最高に楽しかったです。10年目に突入って事で、中学3年になる時に上京したんですけど、色んな経験をしてきて、辛かった事も今思ってみたら楽しい事しか出てこないなって思って自分らしく突っ走って今が1番楽しい。皆さん本当にありがとうございます!玉置ぃ~!」と会場を見たら泣いてるファンを見つけ「泣いてる場合ちゃうし!ほんまにありがとうな。皆さんのお陰です本当に感謝してます。」とダンサー紹介をし、会場からは大きな拍手が送られた。

「今日は間に合わなかったけど、新曲も次の機会に是非」と、インペリアルレコード移籍第1弾シングルとなった数々の有名アーティストのリミックスを手掛けた大沢伸一プロデュースによるクラブミュージックで話題の”LADY MIND”で今日1番の盛り上がりをみせる。
最後はダンサーと並び、PaniCrew、ももクロが再度ステージへ登場し全員で並び深々とお辞儀をしてステージを去った。
更にアンコールがかかり「成実バーサリーやから」と会場の皆と一緒に記念撮影をして「玉置マジ最高だったぜ!カタカタって書いておいてな」と会場から笑いをとりステージを去って行った。
今日、スペシャルゲストで出演したももクロ以外にも東京女子流も玉置の”Reazon”をカバーしている。
玉置を目指し、これからどんどん出てくるアーティスト達の先頭を立ち、走っていってもらいたい。

“玉置ぃ~、マジ最高だったZ!カタカタ”

[TEXT by オオタニヒトミ]
[PHOTO by Tsuzie Jackie]



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