ARTIST PROFILE

ZAZ

ZAZ （本名：Isabel Geffroy・イザベル・ジュフロワ）がフランス中部の都市、トゥールに生まれたのは1980年のこと。幼少期から地元の音楽学校に通っていたZAZは、ヴァイオリンやピアノを習い、クラッシック音楽や音楽理論を学んだ。その後、ボルドー市のCIAM音楽学校に入学。在学中に一番影響を受けた音楽として、ヴィヴァルディの「四季」、エラ・フィッツジェラルドに代表されるジャズ・ボーカル、エンリコ・マシアスやエディット・ピアフを始めとするシャンソン歌手、ボビー・マクファーリン、リチャード・ボナ、そしてアフロ系とラテン系の音楽を挙げている。卒業後はジャズ・ ヴォーカルのアンサンブル活動、バスク音楽のダンス・オーケストラの団員として活躍。22歳の頃、後の音楽活動に多大な影響を与える事になるラテン・ロックバンド「ドン・ディエゴ」に加入し、4年間活動を共にした。

2006年、パリに身を移し、キャバレーで週7日間、夜 11 時から朝の 5 時まで、マイク無しで歌っていた。又、それと同時期にモンマルトルの路上でも歌い始めた。エディット・ピアフも音楽キャリアの初期には路上で歌っていたこと、そしてピアフのようなハスキーヴォイスの持ち主ということもあり、パリでは徐々に「ZAZはピアフの再来か」という噂が広まるようになる。2007年、作曲者であるKerredine Soltani（ケレディン・ソルタニ）と出会い、彼の勧めもあって彼女作詞・作曲をするようになり、ついに2009年1月、オランピア劇場で行われたシャンソン新人発掘コンテストに優勝し、2010年にメジャーデビューを果たした。

日本ではNHK BSプレミアム「Amazing Voice 驚異の歌声」に取り上げられ大きな話題となり、2011年２月に行われた、初の単独来日公演では、東阪計3公演全ての会場において完売を記録し注目度の高さを証明した。